精神科・心療内科 渋谷区恵比寿の心療内科・精神科|ハロスキンクリニック恵比寿院 精神科・心療内科 コラム

家族全員のためのメンタルケア

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家に帰ったらリラックスできるように

家族が心の不調を持つ人を長期間支えると、ときとして自分自身も心身の疲労を感じることがあります。

家族もまた、健康を維持するためには、自分自身のためのリラックスできる時間を確保することが重要です。自分を労り、楽しむ時間を持つことで、当事者へのサポートもより良いものになります。

当事者への愛情を持ちつつ、セルフケアも忘れないでください。自分のための「リラックスタイム」を取ることは、決して自己中心的な行為ではありません。

自分が我慢すればと思う必要はない

「自分が頑張らなくては」という強い責任感から、自分の欲求や趣味を後回しにして、誰にも悩みを打ち明けられずに苦しむ人が多いです。この状態が続くと、感情が溢れ出し、つい「私だって辛いんだ」と相手に直接言ってしまうことがあります。

しかし、このような言葉は避けるべきで、当事者を追い込むことになりかねませんし、病気を悪化させる可能性もあります。お互いに苦しい思いを引きずることになりがちです。そのため、感情が爆発する前に悩みやつらい気持ちを他者に話してみることが大切です。これにより、

もし、当事者の状況について悩みや困り事がある場合は、精神科や心療内科の医師に相談してみましょう。本人が同席しなくても、家族だけで医師と話すことができることもあります。この場合、健康保険の適用外となり全額自費負担になることが多いです。専門医は、家族も精神的な負担を抱えがちであることを重々理解しており、具体的なアドバイスを提供してくれます。相談時には、事前に質問事項をメモしておくと、スムーズに話が進められるでしょう。

よくある「どう接したらよいかわからない」という悩み

家族が医師に相談する時によくあるのは、「どのように本人と接すればいいか分からない」という問題です。これらの状況は家族にとって非常に扱いづらい問題となります。

部屋から出てきてくれない場合

心の不調を抱える人が、自分の部屋にこもることは一般的です。家族は自然と心配になり、声をかけたり外出に誘ったりしようとしますが、これがうつ病やうつ状態の場合、その行為が逆効果になることがあります。本人が心のエネルギーを失っている状態では、家族の試みに応じるのが難しく、まったく反応がないか、投げやりで不機嫌な返答が返ってくることもあります。

そのため、声をかけるのは1日に1回、「何か手伝ってほしいことはある?」や「何か必要なものはある?」というような形で限定し、返答がなくても続けることが望ましいです。

この程度の関わりでも、当事者が少し元気を取り戻した際には、要望を伝えやすくなります。それ以外の場合は、静かに見守ることが大切です。1ヶ月以上状況が改善しない場合には、専門家に相談することをオススメします。

また、部屋にこもって続けてゲームをしている場合も注意が必要です。以前からゲーム好きなら普通の行動かもしれませんが、以前はそうではなかったにも関わらず、1ヶ月以上部屋から出ずにゲームばかりしている場合、ゲーム依存症の兆候かもしれません。

特に、夜遅くまでゲームをして昼夜逆転している場合は、単なる趣味と見過ごさず、依存症などの専門家に相談することが重要です。

病院に行かなかったり薬を飲んでくれない場合

心の不調の治療方法には、薬物療法や認知行動療法などがあり、医師は患者に最適な治療計画を提案します。ただし、治療効果が現れるまで時間がかかることが多く、また症状の悪化を予防するための治療もあります。

そのため、効果をすぐに感じられない当事者が、勝手に通院や薬の服用を中止してしまうことがあります。このような行為は、症状の再発や病状の進行を招くリスクがあり、自己判断で薬をやめることは非常に危険です。

家族は心配から「病院に行って、薬をしっかり飲んで」と言うこともありますが、これが原因で口論になることも少なくありません。

家族は「あなたのことが心配だから」という気持ちを伝えつつ、治療の継続を優しく説得することが望ましいです。それでも当事者がアドバイスを受け入れない場合は、担当医に連絡して本人の状況を伝えましょう。

また、最近では患者と医師が一緒になって治療法のメリットやデメリットを議論し、適切な治療方法を共に決定する「共同意思決定」のアプローチが広まっています。

医師は、ただ薬を処方するだけでなく、本人が薬を嫌う理由に耳を傾け、その効果や必要性について丁寧に説明する努力をしています。

「死にたい」と言う場合

本人が「死にたい」と繰り返し言う場合、家族がそれを真剣に受け止めないことがあり、「本当に死ぬわけがない」と考えてしまうこともあります。

しかし、これは誤った考えです。自殺した人たちの多くが以前に「死にたい」と明言していたという研究結果があります。そのため、「死にたい」という発言は非常に深刻なサインとして捉えるべきです。

当事者がこのような発言をする場合は、できるだけ速やかに担当医に連絡することが大切です。治療を受けている場合でも、自殺を完全に防ぐ方法はないため、最悪の事態を想定して、自殺のキッカケとなりうるものを当事者の周囲から除去することが必要です。

時には、医師が自傷行為や他害のリスクを判断し、患者を強制的に入院させて危険を回避することもあります。

心の不調を抱えて「死にたい」と表現する人は、深い苦痛を感じていることを理解し、その気持ちを受け止めながら、「死にたいほど苦しいのはわかるけれど、私はあなたが亡くなることを望んでいない」と心からの気持ちを伝えることが大切です。

心の不調を抱える人の家族が参加できる「家族会」

家族会とは、心の不調を抱える人の家族がサポート方法と支援制度の情報交換の場として参加するものです。日本国内には多くの家族会が存在し、「みんなねっと」(全国精神保健福祉会連合会)の公式サイトで詳細を調べることが出来ます。

家族会の活動には、自分自身や家族のことで困っていることや悩みを共有し、病気に関する正確な情報を交換することが含まれます。同じ経験を持つ人たちと出会うことで、孤独感が和らぎ、安心感を得られると多くの参加者が感じています。

終わりに

当事者に対するサポートは、家族だけの責任ではなく、友人や家族会のメンバー、さらには医師や看護師、保健所や精神保健福祉センターの専門スタッフ、心理カウンセラーなどの専門家も巻き込んで、サポートの範囲を広げることが重要です。こうした広範なネットワークを通じて、当事者にとって最適なサポートを整えることができます。

家族も、自身の心の健康を大切にしながら、より効果的なサポートができるよう努めることが求められます。そのためには、家族だけが全てを担うのではなく、さまざまな関係者と連携を図りながら、継続的で総合的なサポートシステムを築くことが望ましいです。このような協力体制を築くことにより、当事者の回復を促し、家族の負担も軽減させることができます。


 

よくある質問

Q.家族が適応障害を持つ人に接する際の重要なポイントは何ですか?

本人の感情を尊重し、無理な要求をせず、オープンなコミュニケーションを心がけることが重要です。また、安定した環境を整え、リラクゼーションプログラムなどを通じてストレス管理をサポートします。

Q.適応障害を持つ家族にどのように対応すればよいですか?

家族も自分のためのリラックスタイムを取り、感情を溜め込まずに他者に話すことが重要です。また、専門家に相談し、家族会などの支援グループに参加することも効果的です。

Q.適応障害の人が「死にたい」と言う場合、どう対処すればよいですか?

このような発言は深刻に受け止め、速やかに担当医に連絡することが重要です。また、自殺のキッカケとなりうるものを周囲から除去し、本人に対して心からの気持ちを伝えましょう。


 


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監修医師

草薙威史 先生

草薙威史 先生

経歴
  • 山形大学医学部 卒
  • 二本松会山形病院
  • 飯沼病院
  • 星ヶ丘病院
  • さとうメンタルクリニック
  • 新宿溝口クリニック
  • ナチュラルアートクリニック
  • 新宿廣瀬OPクリニック
  • ひめのともみクリニック
  • 三田こころの健康クリニック新宿
  • 医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック 理事長
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