精神科・心療内科 渋谷区恵比寿の心療内科・精神科|ハロスキンクリニック恵比寿院 精神科・心療内科 コラム

心療内科・精神科、適応障害の受診タイミング。病院に行くべきかどうか悩んだら。

適応障害は、ストレスにより心身の不調を引き起こす状態です。心の問題で精神科や心療内科を思い浮かべるものの、どちらに行くべきか迷うこともあります。この記事では、適応障害の際に適した受診科、病院を訪れるべき症状の目安、そして診察の流れについて説明しています。受診の参考にしてください。

h2適応障害が疑われるときの受診科選び

適応障害を疑うとき、主たる選択肢として精神科や心療内科が考えられます。この状態は、ある特定のストレスが引き起こす心の不調として定義され、個人によって症状には大きな差があります。これには、抑うつ感、不安感、身体的苦痛、社交の障害などが含まれることがあります。

これらの症状に対し適切な治療を行うことができるのは、精神科や心療内科の専門家です。精神科では、薬物治療(抗うつ薬や抗不安薬など)に加えて、心理的サポートも提供されることが多いです。一方で、心療内科では、ストレス関連の心身病の治療に重点を置き、心理療法やカウンセリングが主流です。

自分にとって最適な科を選ぶには、具体的な症状や求めている治療法を考慮することが大切です。症状が多岐にわたり、一つの科での診断が難しい場合は、精神科と心療内科を兼ね備えた医療機関での受診が推奨されます。既にかかりつけの医師がいるなら、どの科に行くべきか相談すると良いでしょう。かかりつけ医は患者さんの健康状態をよく理解しており、適切な助言をくれるはずです。

心の健康を支える精神科の役割

精神科は、心や精神状態に関連する様々な症状を扱う専門の医療分野です。日々の生活において不安や落ち込みといった心の不調を感じたり、幻聴や幻覚、強迫観念といった症状に悩まされる人々をサポートしています。これらの症状は、心の内で生じる問題から発生することが多く、精神科医はその治療やケアにあたります。

さらに、記憶障害や認知症などの認知症状、アルコールや薬物依存症といった依存症に関する悩みも、精神科での相談が可能です。これらの症状や疾患は、単に「気の持ちよう」で解決できるものではなく、適切な医療介入によって管理・治療されるべきものです​ ​。

精神科と心療内科との違い

心療内科と精神科の間には、扱う疾患の範囲や治療方法に差があります。精神科では、うつ病、統合失調症、躁うつ病、パニック障害、PTSDなど、精神的な障害や疾患を主に扱い、薬物療法や心理療法が中心となります。一方で心療内科は、心理的なストレスが身体的な症状として表れる心身症を主に扱います。心療内科では、専門的なカウンセリングや心理療法、薬物療法を用いた治療が行われます​​。

心療内科を受診するメリット

心療内科を受診することで、自分自身では理解しづらい心の不調の原因を明らかにすることができます。不安、抑うつ、ストレスに関連するさまざまな問題について専門的なアドバイスを受けることが可能で、治療を通じて心の状態を改善し、日常生活の質を向上させることができます。

また、心療内科では、鬱病やADHDなど、以前は気付かなかった心の疾患の診断を受けることがあり、適切な治療を開始することで、これらの疾患による日常生活への影響を軽減できます​ ​。

心療内科の重要性と適切な受診タイミング

心療内科は、心と体のつながりに着目し、ストレスや精神的なことが引き起こす身体的症状を治療の対象とする医療領域です。心の負担が身体に現れる形―例えば、頭痛や腹痛、そして吐き気など―を専門的に扱います。従って、身体の検査で異常が見つからないにもかかわらず、不調が続く場合には、心療内科への相談が勧められます。

心療内科の受診が推奨される典型的な兆候には、睡眠の質が悪化する、食欲が落ちる、持続的な頭痛、2週間以上続く抑うつ状態、集中力の低下、日々の活動に支障が出るほどの情緒不安定などが含まれます。これらは、心理的な問題が原因である可能性が高いため、心療内科での診断と治療を受けることが必要です。

また、心療内科の受診を検討する際、医療情報のプライバシーに対する心配もあるかもしれませんが、通常、受診情報が職場や家族に漏れることはなく、保険証を用いても医療情報は厳格に保護され、患者の同意なしに第三者への開示は行われません。

心療内科では、患者の心の悩みや状態を軽減するための支援を提供します。患者からの話を聴き、状況に応じて薬物療法やカウンセリングを行い、心のバランスを取り戻すことを目指します。受診時には、現在直面している問題や症状、生活環境、過去の健康状態などを医師に伝えることが大切です。これにより、医師は個々の患者に最適な治療計画を立てることが可能になります。

心療内科への受診は、深刻な心の問題を持つ人だけではなく、少しの躊躇を感じている人にも開かれています。初めての受診では、日常生活で遭遇する困難や具体的な症状、生活環境について詳細に話すことが求められます。これにより、医師は患者の心と体の状態を的確に把握し、適切な支援を行うことができます。

心療内科の受診を考えている方は、自己の現在の状況と望む改善点をしっかりと考えてみることが重要です。

精神的な不調を診る二つの窓口:精神科と心療内科

精神科と心療内科は、どちらも心の健康を扱う医療分野ですが、扱う症状やアプローチ方法には明確な違いがあります。精神科は、主に精神症状を中心とする病気、例えば幻聴や幻覚、気分の落ち込みや不安、睡眠障害、集中力の低下などを扱います。これに対して、心療内科はストレスが原因や悪化要因となって生じた身体の病気、いわゆる心身症を中心に診察し、治療を行います​。

精神科の診療範囲

精神科では、不安障害やうつ病、双極性障害などの気分障害、統合失調症や強迫性障害などの精神病理、摂食障害や睡眠障害など生理的な要因による症状性障害、発達障害やパーソナリティ障害など人格障害、老年期うつ病や認知症など、幅広い精神疾患を扱います。治療方法としては、薬物療法、認知行動療法、精神分析療法、対人療法、家族療法などがあり、症状や疾患に応じて選択されます。

心療内科の診療範囲

一方で、心療内科は、ストレスが引き起こす心身症や自律神経失調症、慢性疲労症候群など、身体の症状が主な患者を対象にします。心療内科の治療法には、心理療法、カウンセリング、薬物療法、運動療法、リラクゼーション法、食事療法などもあり。ストレスが引き起こすさまざまな身体症状に対して、内科的な治療と心理的なアプローチの両方を用いて治療を行います​ 。

精神科と心療内科の違いを理解することは、自分自身や家族が心や身体の不調を感じた時に、適切な専門医を選択するために非常に重要です。どちらの科を受診するか迷う場合は、医療機関に相談するか、症状をよく説明して適切なアドバイスを受けることが推奨されます​。

適応障害のサイン:いつ専門医の診断を受けるべきか

適応障害は、生活のストレスが原因で心や体にさまざまな不調が生じる状況を示します。ストレスの原因から距離を置くことで症状が一時的に軽くなることもあり、そのため自分自身で適応障害を認識するのが難しいこともあります。通常、適応障害による症状が1週間から2週間持続した場合には、医療専門家の診断を受けることが推奨されます。特に、学校や職場を休むほどの症状が現れる場合、他の精神疾患の兆候である可能性があるため、速やかに受診することが重要です。

適応障害によっては、「心」の変化としてうつ状態や不安、焦燥感、喪失感などが、また「身体」の変化として不眠、食欲不振、頭痛や吐き気、慢性的な倦怠感などが見られます​。

受診時には、これまでの生い立ちや現在の環境、感じているストレスについて話すことが重要です。医師は、この情報を基に、病状の診断や治療方針を決定します。適応障害の治療方法には、環境調整、薬物療法、精神療法などがあり、患者さんに合わせた適切な治療法が選択されます。

適応障害やうつ病で休職を考えている場合、医師からの診断書を職場に提出することで、休職期間中の給付や職場復帰に向けたサポートを受けることが可能です。休職期間は病状により異なりますが、1~3ヶ月程度が一般的で、患者の状況に応じて医師が休職期間を設定します​。

また、休職中に利用できる制度として、傷病手当金や自立支援医療制度があり、これらを利用することで経済的な負担を軽減できます​。

適応障害やうつ病で診断書が必要な場合、心身の不調を感じたらまずは医療機関を受診し、診断書の発行を依頼します。診断書は、休職する際や、病気や障害のために業務内容の調整が必要な際、さらには医療保険の請求手続きなど、様々な場面で必要となる公的文書です。

心の不調を知るサイン

人間は、日常生活で遭遇するストレスによって、時には精神的にも肉体的にも変調をきたします。特に、うつ状態が2週間以上継続する、落ち込みや不安が尋常でないほどに強い、または思考力や集中力が著しく低下している状態は、心療内科への受診が推奨されます。さらに、「死にたい」といった自殺念慮がある場合は、緊急性が高まります。これらの症状が日常生活に支障を及ぼすほどであれば、一刻も早い専門医の診断が必要です。

身体に現れる心理的ストレスの影響

心理的なストレスが原因で、多くの場合、身体にもさまざまな症状が現れます。睡眠障害、食欲の減退、頭痛や肩の凝り、めまいや心拍数の増加など、解明できない身体的な不調が持続することがあります。これらの症状がある場合、心療内科の受診を検討すべきかもしれません。特に、特定の場所や状況でこれらの身体的な問題が強く現れる時は、適応障害である可能性が考えられます。

初診での対応

心療内科を訪れる際、初診で何を話すべきか、どのように自分の状態を伝えればよいのかが不安な方も多いでしょう。初診時には、現在直面している最も大きな困難や、症状が始まった時期、日常生活での悩み、過去の病歴、現在服用中の薬などについて話すことが一般的です。また、飲酒や喫煙の習慣についても尋ねられることがあります​ ​。

受診の懸念

心療内科の受診を考える際、多くの人が「受診した事実が職場や家族に知られるのではないか」と不安に感じます。しかし、個人情報は厳重に守られ、受診の事実が職場や家族に漏れることは基本的にありません。保険証を使用した場合、医療費の明細が送られてくることはありますが、これも本人の同意なしに第三者が開封することは法的に認められていません。

受診のメリット

心療内科を受診することで、抱えている悩みが解消される可能性があります。また、早期に病気を発見し、適切な治療を受けることができれば、回復の見込みも大きくなります。さらに、内科的な検査では見つけられない、心の病気による体の不調が改善されることも期待できます​。

心療内科の初診での会話:重要な話題は何か?

精神科や心療内科への受診は、自身の心や体からの警告信号に気付き、それに対応する行為です。不調を見過ごさず、適切なタイミングで専門家への相談を行うことで、治療期間を短くすることができ、日常生活や仕事を継続しながら治療を受けることが可能になります。初診時には、患者さんの生い立ちや強み、弱みといった多角的な情報が求められます。これにより、現在の環境やストレスの原因を深く理解し、その根本にアプローチする診断が行われます。

適応障害などの精神的不調を扱う治療には、主に環境調整、薬物療法、精神療法が含まれます。これらの治療は、患者一人ひとりの状況に応じて選ばれ、適切な支援が提供されます。特に、環境調整はストレスの原因となる環境から適度な距離を保つことで、症状の軽減が期待できます。

ストレス源からの距離の確保:適応障害へのアプローチ

ストレスを引き起こす原因となった事柄や環境から離れることは、適応障害を克服する上で極めて重要なステップです。ストレスの根源となる出来事や環境を明確にし、それらから距離を置くための実践的な手段を模索することが必要です。この過程では、患者さんを取り巻く人々の理解と支援が欠かせず、一緒にストレスの少ない環境を築き上げることが重要です。

初めての診察では、患者さん自身の状況を正確に伝えることが、治療開始の重要な一歩となります。自分が経験している症状や直面している日常の問題、過去の健康状態や現在服用している薬物について、率直に医師に話すことが大切です。これによって、医師は患者さん個々のニーズに合わせた治療計画を策定することができます。

心療内科を訪れることによって、精神的な悩みが解消されるだけでなく、病気の早期発見と適切な治療への道が開けます。また、内科的検査では発見できない心の問題によって生じる身体的な症状も、改善される可能性があります。

心療内科における薬の使用:メリットと注意点

心療内科での薬物療法は、精神的な不調やストレス由来の身体症状を和らげるために、抗うつ薬などの医薬品を使用する治療方法です。この治療法は、症状の一時的な緩和に効果的ですが、症状の根本原因を解決するものではありません。そのため、環境調整やカウンセリングといった他の治療法と併用することが推奨されます。薬物療法の代表的な薬として、パキシルやジェイゾロフトがありますが、これらは効果が高い一方で、離脱症状や性機能障害などの副作用が報告されています​ 。

ストレス対処のための心理的アプローチ

適応障害などの精神的不調を抱える人に対し、自身の思考パターンや物事の捉え方を見直す認知行動療法、問題解決療法といった精神療法は大きな助けとなります。これらの治療法は、ストレスへの対処能力を向上させることを目的としており、長期的に見て自己の精神的な回復力を高めることが期待できます​。

心療内科受診のメリットとデメリット

心療内科を受診する最大のメリットは、精神的苦痛を専門家に聞いてもらえる点にあります。専門家による正確な診断が得られ、適切な治療を受けることが可能です。また、診断によっては、自分が気づかなかった疾患が発見されることもあります。

しかし、デメリットとしては、保険外治療が発生すること、治療によっては自己負担が増えること、そして、心療内科を受診することによって「自分は病人だ」と感じる可能性があることが挙げられます。

また、自立支援医療を利用することで、治療費の負担を軽減できる場合があります。対象となる疾患は広範にわたり、保険適用での3割負担が1割に軽減されるなどの支援があります​ ​。

診断書の発行には、保険適用外の費用がかかり、その金額は医療機関によって異なります。診断書が必要な場合は、事前に費用を確認しましょう。

心療内科の受診を検討する際には、これらのメリットとデメリットを考慮し、自分自身が何を求めているのか、どうなりたいのかを明確にすることが重要です。

適応障害についての全体解説

適応障害は、人生の変化やストレスが原因で発生する心の健康問題です。仕事、人間関係、生活環境の変化など、様々な外部要因によって、人はうつ症状や不安、身体的な不調を経験し、適応障害の主な症状には、抑うつ気分、不安症状、身体症状があり、これらは日常生活や仕事に大きな支障をきたすことがあります​。

適応障害の原因となるストレスを特定し、それに対処することから始まります。治療法には環境調整、服薬治療、精神療法があり、患者の状態やニーズに合わせて選択されます。服薬治療では抗うつ薬や睡眠薬が用いられることがありますが、これらは症状の一時的な緩和を目的としており、長期的な解決には至らないことが多いです。そのため、カウンセリングや認知行動療法などの精神療法が重要な役割を果たすことがあります​ 。

適応障害になりやすい人の特徴としては、真面目で責任感が強く、対人関係に敏感な人が多いとされています。これらの人は、小さなストレスでも深く受け止めてしまう傾向があり、適応障害を発症しやすいです。

適応障害は、その原因が取り除かれれば改善することが多いのですが、適切な対処がなされないと、うつ病など他の精神疾患へと発展する可能性もあります。そのため、症状が出たら早めに専門家に相談することが重要です​ 。

また、適応障害の予防には、ストレスを適切に管理し、自分を大切にする意識を持つことが大切です。日常生活でストレスを感じたら、それを適切に解消する方法を見つけることが予防に繋がります​。

適応障害は、現代社会で増えている心の健康問題の一つです。自分自身や周りの人が抱えるストレスに敏感であること、そして、そのサインを見逃さないことが、健康な心を保つためには不可欠です。


 

よくある質問

Q.心療内科や精神科を受診するタイミングはどのように判断すべきですか?

2週間以上の抑うつ状態、不安、食欲不振や不眠が続く場合、専門医の診断を受けることが推奨されます。

Q.心療内科と精神科の違いは何ですか?

心療内科はストレスが引き起こす身体症状を扱い、精神科は主に精神的な症状を扱います。

Q.心療内科での診察の流れはどうなっていますか?

初診では、現在の症状や生活環境、過去の病歴などを詳細に医師に伝え、その情報をもとに診断と治療計画が立てられます


 


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監修医師

草薙威史 先生

草薙威史 先生

経歴
  • 山形大学医学部 卒
  • 二本松会山形病院
  • 飯沼病院
  • 星ヶ丘病院
  • さとうメンタルクリニック
  • 新宿溝口クリニック
  • ナチュラルアートクリニック
  • 新宿廣瀬OPクリニック
  • ひめのともみクリニック
  • 三田こころの健康クリニック新宿
  • 医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック 理事長
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