精神科・心療内科 渋谷区恵比寿の心療内科・精神科|ハロスキンクリニック恵比寿院 精神科・心療内科 コラム

ADHD(注意欠如・多動性障害)の不注意優勢型と向き合う

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ADHD(注意欠如・多動性障害)の不注意優勢型は、ADHDのサブタイプの一つで、主に注意力の問題に焦点を当てたものです。このタイプでは、多動性や衝動性の特徴が著しく少ないか、全く見られない場合が多いです。

ADHD3タイプ別の症状

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、大きく3つのタイプに分類されますが、それぞれが異なる特徴を持っています。これらのタイプは、それぞれの個人の症状の出方に基づいています。

「不注意優勢型」

主に、注意力の散漫さや持続性の欠如に関係しています。このタイプの人たちは、作業や活動に集中するのが困難で、頻繁に細部への注意が不足し、物忘れが多くなる傾向があります。

「多動性・衝動性優勢型」

身体を動かすことが止められない、衝動的な行動が特徴です。このタイプの人たちは、座っているのが難しく、常に動いている必要があるように感じることが多いです。また、話を遮ったり、順番を待てないといった衝動的な行動をすることもあります。

「混合型」

不注意と多動性・衝動性の両方の症状が明確に見られます。これは最も一般的な形式で、注意の問題と多動性・衝動性が同時に存在します。

3タイプのADHDは、特有の課題を持っており、医師の診断後の治療や対応はそれぞれの抱える具体的な症状に基づいてカスタマイズされます。適切な介入により、ADHDを持つ人たちは日常生活や学業、職業生活において順応するためのサポートを受けることができます。

ADHDの不注意優勢型の特徴とは

不注意優勢型のADHDは、主に”持続的な注意力の欠如が明確に表れる症状”に特徴付けられます。不注意優勢型タイプを持つ人たちは、特定のタスクや日常活動に集中し続けることが困難で、しばしば注意が逸れやすくなります。話を聞いている途中で気が散って、心ここにあらず状態になり、情報の把握が不完全になることがあります。

また、この不注意優勢型タイプの人たちは、日常的なイベントに注意を払うのが難しく、約束や義務を忘れがちです。これは、業務や学業、家庭などの日常生活において計画を立てたり、優先順位を決める上での大きな壁となることが多く、結果として生活全般にわたって無秩序や混乱が生じやすくなります。

不注意優勢型タイプのもうひとつの一般的な特徴は、細部に対する無頓着さです。これは、タスクの完了において重要な詳細を見落としたり、手順を踏み違えることがしばしばあり、ミスが発生しやすくなります。

これらの特徴は、ADHDの不注意優勢型が日常生活の多くの場面に影響を与える可能性があることを示しており、適切な治療やサポートが重要となります。対策としては、行動療法や薬物療法、環境調整などが効果的に用いられ、それぞれのニーズに応じたアプローチが求められます。

不注意優勢型タイプに最適な治療法

不注意優勢型タイプの治療には、複数のアプローチが取り入れられますが、主に行動療法、薬物療法、環境の調整が含まれます。

薬物療法

ADHDの治療において、最も一般的に使用されるのは刺激薬です。これらの薬は注意力を高め、集中力を改善する効果があります。非刺激薬も使用されることがあり、これらは副作用が少ない場合が多いです。薬物療法は、医師の診察の元で行われ、定期的な診察が必要です。患者の反応に応じて適切な薬剤や用量が選ばれます。

刺激薬

刺激薬はADHDの治療で最も一般的に用いられる薬類で、脳内のドーパミンとノルアドレナリンのレベルを増加させることにより、注意力を高め、集中力を向上させます。

  • メチルフェニデート(リタリン、コンサータなど)
  • アンフェタミン塩類(アダラール、デクスタロアンフェタミン(ディソキシン)、リスデキサンフェタミン(ヴァイヴァンス))

非刺激薬

すべての患者が刺激薬に適応できるわけではなく、副作用や他の健康上の理由から非刺激薬が推奨される場合もあります。これらは主にノルアドレナリンの再取り込みを阻害し、注意力と集中力を高める効果があります。

  • アトモキセチン(ストラテラ)
  • ブプロピオン(ウェルブトリン)

行動療法

ADHDの患者は、自己管理技術や問題解決スキルを学ぶことにより、日常生活での挑戦に対処するのに役立ちます。行動療法では、目標設定、組織化技術、時間管理などの具体的な戦略が教えられます。

環境の調整

学校や職場での調整も大切です。静かな作業スペースの確保、仕事の合間の休憩を増やす、アラームやスケジュールアプリの活用など、環境を調整することで、不注意による影響を減らすことができます。

これらの治療方法は、それぞれの症状やニーズに応じて組み合わせて使用され、最も効果的なサポートを行うためにカスタマイズされます。適切な治療計画のもとで、不注意優勢型タイプを持つ人たちは、日常生活の質を向上させることが可能です。

まとめ

ADHDの不注意優勢型を持つ人たちは、適切なサポート体制と治療プログラムを通じてコントロール可能です。それぞれの患者がより良い満足のいく生活を送るためのさまざまな治療が行われています。このような総合的なアプローチは、患者の生活の質の向上だけでなく、その家族や周囲の人たちへの影響をも最小化することができます。


 

よくある質問

Q.ADHDの不注意優勢型とは何ですか?

ADHDの不注意優勢型は、主に注意力の持続が困難で、多動性や衝動性がほとんど見られないタイプです。

Q.ADHDの主な3つのタイプは何ですか?

ADHDには不注意優勢型、多動性・衝動性優勢型、そして両方の症状が見られる混合型の3つのタイプがあります。

Q.不注意優勢型のADHDの治療法は?

薬物療法、行動療法、環境調整が効果的です。薬物療法では、刺激薬や非刺激薬が使用され、行動療法では自己管理技術が教えられます。環境調整も重要です。


 


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監修医師

草薙威史 先生

草薙威史 先生

経歴
  • 山形大学医学部 卒
  • 二本松会山形病院
  • 飯沼病院
  • 星ヶ丘病院
  • さとうメンタルクリニック
  • 新宿溝口クリニック
  • ナチュラルアートクリニック
  • 新宿廣瀬OPクリニック
  • ひめのともみクリニック
  • 三田こころの健康クリニック新宿
  • 医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック 理事長
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