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ADHDの子どものチェックリスト|5歳・7歳で注意したい発達障害や多動症の特徴

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目次

ADHDの子どものチェックリスト|5歳・7歳で見られる特徴、受診の目安、家庭でできる対応

子どもの「落ち着きがない」「順番を待てない」「集中が続かない」といった様子を見て、ADHDではないかと心配になる保護者の方は少なくありません。

実際には、幼児期や学童期の子どもには一定の落ち着きのなさや気分の移り変わりが見られるため、すべてが病気や障害を意味するわけではありません。

一方で、年齢相応の範囲を超えて不注意、多動性、衝動性が強く、家庭や園、学校など複数の場面で困りごとが続いている場合には、注意欠如・多動症(ADHD)を含む発達障害の可能性を検討することがあります。

ADHDは神経発達症の一つであり、本人の努力不足や家庭のしつけだけで説明できるものではなく、特性に応じた理解と支援が重要です。

5歳頃と7歳頃では、ADHDの特徴の現れ方が少しずつ変わります。ASD(自閉スペクトラム症)やLD(限局性学習症/学習障害)との違い、受診を考えたいサイン、家庭や学校で取り入れやすい支援方法について理解しておくことが大切です。


発達障害とは何か|まず知っておきたい基本

発達障害は「育て方」ではなく脳機能の特性です

発達障害とは、発達障害者支援法において、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害など、通常低年齢で特性が現れる脳機能の障害として定義されています。

一般向けには現在、「発達障害」は「神経発達症」と説明されることも多く、子どもの頃から見られる認知や行動、コミュニケーションの特性を含む概念です。
本人の性格の問題ではなく、周囲が特性を理解し、環境を調整することで過ごしやすさが大きく変わることが知られています。

主な種類と特徴

発達障害にはいくつかの種類があり、同じ子どもでも特徴の現れ方は一人ひとり異なります。

特に臨床現場でよく話題になるのは、ASD、ADHD、LDの3つです。

種類 主な特徴 気づかれやすい場面
ASD(自閉スペクトラム症) 対人関係や相互的なやりとりの難しさ、こだわりの強さ、感覚の過敏さなど 友だちとの関わり、集団遊び、予定変更への対応
ADHD(注意欠如・多動症) 不注意、多動性、衝動性が目立ち、複数の場面で困りごとが続く 園や学校での着席、指示理解、忘れ物、順番待ち
LD(限局性学習症) 全体的な知的発達に遅れはないのに、読む・書く・計算するなど特定の学習に著しい困難がある 音読、板書、作文、計算など学習場面

早期に気づくことの意義

発達障害は早く気づけばよい、という単純な話ではありませんが、困りごとが続いている場合に早めに相談することには大きな意味があります。
子どもの特性を早く理解できると、家庭や園、学校での声かけや環境調整を始めやすくなり、二次的な問題、たとえば自信の低下や叱られ体験の積み重なりを減らせる可能性があります。

また、ADHDの診断では、特性が単発に見られるだけではなく、家庭や学校など複数の場面で続いていること、日常生活に支障があることが重要です。
そのため、「少し落ち着きがない」だけで自己判断するのではなく、生活への影響も含めて評価することが大切です。

発達障害のグレーゾーンとは

発達障害の傾向は見られるものの、明確な診断基準を満たさない状態は「グレーゾーン」と呼ばれることがあります。

このような状態にある子どもたちも、日常生活や集団生活において様々な困難や生きづらさを抱えていることが少なくありません。

グレーゾーン特有の明確な基準はありませんが、早期からの適切な支援や環境調整が必要です。

診断基準を満たさないものの支援が必要な状態

グレーゾーンは正式な診断名ではありませんが、自閉症やADHDの一部など、発達障害の特性を部分的に併せ持っている状態を指します。

明確に診断がつかないため、公的な支援を受けにくいという課題があり、保護者が一人で悩みを抱え込んでしまうケースも少なくありません。

しかし、診断の有無にかかわらず、子どもが感じている困りごとや生きづらさに寄り添うことが最も大切です。

まずは子どもの特性を正しく理解し、どのような場面でつまずきやすいのかを把握しましょう。

その上で、家庭や学校でできる工夫を取り入れ、子どもが自信を持って過ごせる環境を整えていくことが、健やかな成長につながります。

3歳・4歳頃から見られるADHDのサイン

子どもの行動が気になり始める時期として、3歳から4歳頃が挙げられます。

保育園や幼稚園での集団生活が本格的にスタートし、周りの子どもたちとの違いが目立ちやすくなるためです。

この時期のadhd特徴として、じっとしていられない、すぐに行動に移してしまうなどの様子がよく見られます。

3歳・4歳の時期に気になりやすい特徴

3歳から4歳の幼児期前半には、まだ発達の個人差が大きく、元気で活発なだけなのか、発達障害のサインなのかを判断するのは困難です。

しかし、ADHDの傾向が強い場合、以下のような特徴が日常生活の中で頻繁に見られることがあります。

  • 食事中などでもじっと座っていられない
  • 直前に伝えた約束をすぐに忘れてしまう
  • 順番を待てず、おもちゃなどを取ってしまう
  • 集団での活動になかなか参加できない

これらの様子が「家だけでなく園でも見られる」「6ヶ月以上続いている」「年齢相応の発達から見て極端である」場合は注意が必要です。

ただし、この時期はまだ成長途中であるため、焦らずに子どもの様子を丁寧に観察していくことが求められます。

5歳頃に見られやすい特徴|幼児期のチェックポイント

5歳頃は、家庭だけでなく保育園や幼稚園での集団生活の経験が増え、子どもの特性が見えやすくなる時期です。
この時期は発達の個人差も大きい一方で、同年代の子どもとの違いが目立ちやすく、保護者が不安を感じやすい年代でもあります。

5歳で見られやすいADHDのサイン

5歳頃のADHDでは、多動性や衝動性が目立ちやすい傾向があります。
たとえば、座って活動する場面ですぐ立ち上がる、順番を待てない、思いついたことをすぐ行動に移してしまう、話を最後まで聞かずに動いてしまう、といった様子です。

また、不注意の特徴として、おもちゃや持ち物をよくなくす、一つの遊びに集中し続けにくい、指示を聞いていたようでも最後まで実行できない、遊びや活動の途中で別のことに気が移りやすい、といった姿が見られることがあります。

ただし、幼児期には元気さや好奇心の強さとして見えることもあるため、「行動があるか」ではなく、「頻度が高いか」「年齢相応を超えているか」「園生活や家庭生活に支障があるか」という視点で見ることが重要です。

5歳のチェックリスト

以下は受診のきっかけを考えるための目安であり、これだけで診断はできません。

  • 座っているよう求められる場面で、何度も立ち歩いてしまう。
  • 順番待ちが難しく、割り込みや飛び出しが目立つ。
  • 指示を最後まで聞く前に動き出してしまう。
  • 遊びや活動が長続きせず、次々に興味が移る。
  • 忘れ物や物の紛失が多い。
  • 家庭でも園でも同じような困りごとが続いている。

ASDやLDとの違いにも注意

5歳頃の困りごとは、必ずしもADHDだけとは限りません。
たとえば、友だちとのやりとりがかみ合いにくい、予定変更で強く混乱する、特定の感覚刺激を非常に嫌がるといった場合は、ASDの特性が背景にあることがあります。

一方、LDは幼児期にははっきりしにくいことが少なくありません。
読む、書く、計算するといった学習課題が本格化するのは小学校入学後であるため、ことばの習得、音への気づき、形の認識などのつまずきがあっても、この時点では慎重な経過観察が必要な場合があります。

7歳頃に見られやすい特徴|小学校で目立つサイン

7歳頃は、小学校で「座って話を聞く」「課題を時間内に終える」「持ち物を管理する」「集団のルールに合わせる」といった力が求められるため、ADHDやほかの発達障害の特徴がより明確になりやすい時期です。

学校生活で見えやすいADHDの特徴

学童期のADHDでは、多動性だけでなく不注意による困りごとがはっきりしてくることがあります。
たとえば、授業中にぼんやりして説明を聞き漏らす、宿題や提出物を忘れる、ケアレスミスが多い、作業の順序立てが苦手、といった状態です。

また、衝動性が強い場合には、友だちの話をさえぎる、思ったことをすぐ口に出す、ルールより先に行動してしまうなどの形で、対人関係のトラブルにつながることもあります。
本人に悪気がないことも多いため、叱責だけでは改善しにくく、特性に応じた支援が必要です。

7歳のチェックリスト

  • 授業中に集中が続かず、話を聞き漏らしやすい。
  • 宿題、提出物、持ち物の管理が苦手で忘れやすい。
  • 課題を最後までやりきれず、途中で別のことに注意が向く。
  • 席を離れる、手足を動かし続けるなど落ち着きのなさが続く。
  • 友だちの会話に割り込む、順番を待てないなど衝動的な言動がある。
  • 家庭と学校の両方で困りごとが見られる。

7歳ではLDやASDも見つかりやすくなる

小学校に入ると、LDの特徴も見えやすくなります。
たとえば、文字を読むのに極端に時間がかかる、板書の写し取りが難しい、簡単な計算でも混乱しやすい場合には、限局性学習症の可能性を検討します。

また、ASDのある子どもでは、暗黙のルールがわかりにくい、友だちとの距離感がつかみにくい、興味の偏りが強い、予定変更で混乱しやすいといった特徴が、学校生活の中で目立つことがあります。

チェックリストや自己診断テストを利用する際の注意点

インターネット上には様々なセルフチェックのリストやテストがありますが、これらはあくまで目安の一つとして活用するものです。

チェック項目に多く当てはまったからといって、必ずしも発達障害であると自己判断することはできません。

最終的な判断は、専門の医師による慎重な診察が必要です。

セルフチェックには限界があることを理解する

チェックリストによるセルフチェックには、どうしても客観性に欠けるという限界があります。

子どもの行動は、その時の体調や環境の変化、ストレスなどによっても大きく左右されます。

一時的な心の不安定さから、わざと困らせるような行動をとっている場合もあり、それらをリストだけで見極めることは困難です。

また、間違った自己判断によって保護者が過度に落ち込んだり、子どもに不適切な対応をしてしまったりすることは避けなければなりません。

チェックリストは、「気になる行動がどの程度続いているか」「どのような場面で起きているか」を整理するためのツールとして使いましょう。

結果を踏まえて、必要であれば専門機関へ相談するきっかけとして役立ててください。

受診を考える目安と相談先

受診を考えたほうがよいケース

次のような場合には、医療機関や公的相談窓口への相談を検討するとよいでしょう。
ADHDの診断では、複数の場面で症状が持続し、生活機能に支障をきたしているかどうかが重視されます。

受診を考える目安 具体例
複数の場面で困りごとがある 家では落ち着かず、園や学校でも同様の指摘がある
生活や学習に支障が出ている 授業参加が難しい、友人関係のトラブルが続く
叱られる体験が増えている 自信を失い、登園・登校しぶりにつながっている
保護者だけで対応しきれない 声かけや工夫をしても困りごとが強いまま続く

相談先

相談先としては、小児科、児童精神科、精神科、心療内科、発達外来のほか、市区町村の発達相談窓口、子ども家庭支援の窓口などがあります。

学校に通っている場合は、担任、養護教諭、スクールカウンセラー、特別支援教育コーディネーターと連携することも有用です。

家庭と学校でできる支援|今日から取り入れやすい工夫

ADHDのある子どもへの支援では、「できていないことを叱る」よりも、「できるように環境を整える」ことが基本になります。

厚生労働省の資料でも、短くはっきりと伝えることや、気が散りにくい座席配置、わかりやすいルール提示などの工夫が紹介されています。

家庭でできること
  • 指示は一度に一つ、短く具体的に伝える。
  • スケジュール表や絵カードなど、視覚的に見通しを示す。
  • 片づけや宿題は短い時間に区切って取り組む。
  • 望ましい行動ができたときは、その場で具体的にほめる。
  • 失敗を責め続けるのではなく、次にどうするかを一緒に考える。
学校で期待される配慮
  • 刺激の少ない席にするなど、注意がそれにくい環境を整える。
  • 課題を小分けにして、達成しやすくする。
  • 口頭だけでなく、板書やチェック表でも指示を伝える。
  • 保護者と学校で困りごとやうまくいった方法を共有する。


保護者の方のケアも大切に|渋谷駅前心療内科ハロクリニックのご紹介

お子さまの発達や行動のことで悩みが続くと、保護者ご自身が「眠れない」「気持ちが落ち込む」「仕事や家事が手につかない」といった不調を抱えてしまうことも少なくありません。 渋谷駅前心療内科ハロクリニックは、うつ病・不安障害・適応障害・不眠症などのこころの不調に対して、精神科専門医による保険診療を行っており、普段なかなか相談しづらいお悩みも丁寧にうかがいます。

なお、当院には児童精神科医が在籍していないため、診療の対象は16歳以上の患者様に限られます。 高校生以上であれば、保護者ご自身はもちろん、思春期のお子さまの受診についてもご相談いただけますので、「どこに相談したら良いかわからない」という段階でも遠慮なくお問合せください。

渋谷駅前心療内科ハロクリニックが選ばれる5つの理由

1. 診断書類の即日発行に対応

お仕事の休職や部署異動の調整、学校への配慮依頼などに必要となる診断書を、最短で診療当日に発行できる体制を整えています。 つらい症状を抱えながら長期間お待たせしないよう、初診当日に診断書をお出しする場合もあり、早期の環境調整・休養につなげやすい点が特徴です。

会社に提出する診断書のほか、休職延長のための書類など、必要な書類の種類や書き方についても医師がご相談をお受けしますので、「何を用意したらよいかわからない」という方も安心してご相談ください。

2. LINEから最短1分で当日予約も可能

渋谷駅前心療内科ハロクリニックでは、公式 LINE から 24 時間いつでも予約ができ、不調を感じたタイミングで最短 1 分ほどで手続きが完了します。 当日予約にも対応しているため、「今つらいので早く相談したい」というニーズにもできる限りお応えできるようにしています。

電話が苦手な方や、お仕事・育児の合間に受診の段取りをつけたい保護者の方でも、スマホひとつでスムーズに予約できる点が好評です。

3. 渋谷駅から徒歩30秒で通院しやすい

当院は渋谷駅 C1 出口から徒歩 30 秒の高山ランド第 12 ビル 3 階にあり、雨の日でも通いやすい立地です。 JR 線・東京メトロ各線・私鉄など複数路線からアクセスしやすく、通勤・通学の途中やお仕事帰りにも立ち寄りやすい環境です。

診療時間は平日 10:00~14:00/15:00~19:00 で、土日祝日は休診ですが、平日の日中や夕方に通いやすいスケジュールとなっています。

4. 傷病手当金申請書の発行が可能

お仕事を一定期間お休みせざるを得ない場合、健康保険の「傷病手当金」を利用することで、収入減少の負担を軽減できる場合があります。 渋谷駅前心療内科ハロクリニックでは、傷病手当金申請書に必要な医師の意見書・記載にも対応しており、制度の利用方法についてもご説明いたします。

「休んだ方がよいと言われたけれど、生活が心配」「会社への説明をどうしたらよいかわからない」といった声にも、診断書や申請書類を通じてサポートいたします。

5. 保険診療や自立支援医療制度に対応

当院は心療内科・精神科の保険診療を行っており、初診・再診ともに健康保険を利用して受診できます。 また「精神障害者自立支援医療」の指定医療機関であり、条件を満たせば医療費自己負担を軽減できる自立支援医療制度の利用も可能です。

長期的な通院が必要になった場合でも、制度を活用することで経済的な負担をおさえながら治療を継続しやすい点が大きなメリットです。

まとめ

渋谷駅前心療内科ハロクリニックは、診断書の即日発行や LINE からの当日予約、駅から徒歩 30 秒の立地など、忙しい保護者の方でも通いやすい体制を整えた心療内科・精神科クリニックです。 傷病手当金申請書や自立支援医療制度などの公的な制度にも対応しており、こころの不調による生活・仕事への影響についても一緒に対策を考えていきます。

児童精神科医が在籍していないため、診療対象は16歳以上となりますが、お子さまの発達や行動に悩む保護者ご自身のケアの場として、受診をご検討いただければ幸いです。

参考



渋谷駅前心療内科ハロクリニックの紹介

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監修医師

草薙威史 先生

草薙威史 先生

経歴

  • 山形大学医学部 卒
  • 二本松会山形病院
  • 飯沼病院
  • 星ヶ丘病院
  • さとうメンタルクリニック
  • 新宿溝口クリニック
  • ナチュラルアートクリニック
  • 新宿廣瀬OPクリニック
  • ひめのともみクリニック
  • 三田こころの健康クリニック新宿
  • 医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック 理事長
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