「ADHDの薬をもらうために毎月通院するのが負担」―そう悩んでいるなら、オンライン診療は有力な選択肢といえます。
なぜならADHDの診療は問診中心のため、オンライン診療との相性が良いんです。
さらに対面診療同様保険適用ができ、ストラテラやインチュニブなどの非中枢刺激薬もオンライン診療で処方可能なケースがあります。
- この記事でわかること
- ①ADHDのオンライン診療でできること・できないこと
②ADHDのオンライン診療費用
③ADHDのオンライン診療までの流れ
④クリニック選び方
精神科専門クリニックの視点で解説していくので、参考にしてください。
ADHDのオンライン診療とは?自宅から受診できる仕組み

そもそもADHDのオンライン診療ってなに?
スマートフォンやパソコンのビデオ通話を使い、自宅など好きな場所から精神科医の診察が受けられる診療形態のことです。
オンラインのため問診が中心になりますが、対面診療同様保険適用で問診・処方・書類発行が可能。
またADHDは問診と行動歴が診断の中心であるため、精神科・心療内科の疾患の中でもオンライン診療との相性が良いといわれています。
ADHDにオンライン診療が向いている3つの理由
ADHDは「問診中心のためオンラインでも情報量が落ちにくい」「長期通院にも手間がかからない」などのことからオンライン診療との相性が良いといわれています。
- 問診中心の診察のためオンラインでも情報が落ちにくい
- 通院負担軽減につながる
- 待ち時間がない
それぞれについて詳しく紹介していきます。
▶▶問診中心のため情報量が落ちにくい
ADHDの診断は幼少期からの行動特性や現在の困りごとを詳しく聞き取ることからはじまります。
そのためオンライン診療でも対面診療同様の問診・診察が可能です。
▶▶通院負担軽減
ADHDの治療や薬の調整に数か月かかることも多く、月1回の通院が必要です。
そのため通院に負担を感じる人も少なくありませんが、オンライン診療だと継続的通院の負担軽減につながります。
▶▶待ち時間がない
対面診療の場合、待ち時間が発生します。
しかしオンライン診療であれば病院の待合室で待つ必要がありません。
また、もともとADHDの人は待つことが苦手な傾向があるため、待ち時間ゼロで診療を受けられるのはメリットといえます。
オンライン診療でできること・できないこと

ここまで聞くとオンライン診療ってメリットだらけな感じがするけど、オンライン診療にもできないことってあるの?
もちろんオンライン診療には身体検査をはじめとするできないことも存在します。
オンラインにできること・できないことを知って、自分の今の症状にあわせてオンライン診療と対面診療のどちらがあっているのか選択してくださいね。
| オンラインでできること | オンラインでできないこと |
|---|---|
| 問診によるADHDの診断(スクリーニング) | 心理検査(WAIS-IVなど知能検査)の実施 |
| ストラテラ・インチュニブなど非中枢刺激薬の処方 | コンサータ(メチルフェニデート)の処方 |
| 診断書・意見書の発行 | 血液検査・心電図などの身体検査 |
| 経過観察・薬の調整 | ASD(自閉スペクトラム症)との詳細な鑑別 |
※コンサータは「登録医制度」により対面診療が必須です。
※初診でのADHD診断は、詳細な心理検査を要するケースでは対面が推奨されます。
ADHDのオンライン診療で受けられる診療内容
ADHDのオンライン診療において受けられる診療内容を紹介していきます。
- ADHDの診断・スクリーニング
- 薬の処方
- 診断書等の発行
ADHDの診断・スクリーニング
オンライン診療でも、DSM-5の診断基準に基づいてADHDの診断を行うことが可能です。
具体的には、不注意・多動性・衝動性の症状が12歳以前から存在し、2つ以上の場面(職場と家庭など)で支障をきたしているかを問診で確認します。
ただし、精密な心理検査(WAIS-IV、CAARSなど)はオンラインでは実施困難です。
「ADHDの可能性を確認したい」「すでに他院で診断を受けていて薬の継続処方が必要」という場合にオンライン診療はおすすめです。
薬の処方と注意点
ADHDの治療に使われる主な薬はいくつかありますが、中にはオンラインで処方可能なもの、反対にオンラインでの処方ができないものがあるので注意が必要です。
| オンライン処方対応可の薬 | オンライン処方不可(対面処方必須) |
|---|---|
| ・ストラテラ(アトモキセチン): 非中枢刺激薬 ・インチュニブ(グアンファシン): 非中枢刺激薬 | ・コンサータ(メチルフェニデート): 中枢刺激薬 ・ビバンセ(リスデキサンフェタミン): 中枢刺激薬 |
コンサータ・ビバンセは流通管理がされており、オンライン診療では処方できません。
これらの薬が必要な場合は、対面診療に対応したクリニックを選びましょう。
診断書等の発行
ADHDの診断書はオンライン診療でも発行可能です。
職場への配慮依頼書(合理的配慮の意見書)、障害者手帳申請用の診断書、自立支援医療診断書なども、医師の判断のもと発行されます。
渋谷駅前心療内科ハロクリニックでは、診断書を自費6,600円で発行しています。
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ADHDのオンライン診療が向いている人・向いていない人
ADHDのオンライン診療は「診断をすでに受けている人」「軽度~中等度の症状」の人におすすめ。
一方で初回の精密検査が必要な場合やコンサータ処方が必要な時は対面診療になります。
| ・オンラインが向いている人➾診断をすでにもらっている・症状が軽度~中等程度 ・対面が向いている人➾初回の精密検査が必要・コンサータ処方が必要 |
オンライン診療がおすすめな人
ADHDのオンライン診療が向いている人は以下の通りです。
- すでにADHDの診断を受けており、薬の継続処方が中心
- ストラテラ・インチュニブなど非中枢制激薬で治療中
- 忙しくて通院の時間が取れない社会人
- 近くにADHDを診てくれるクリニックがない
- まずはADHDの可能性について相談したい
対面診療の方が安心なケース
対面診療がおすすめなケースは以下の通りです。
- 初めてADHDの検査を受けたい(WAIS-IVなどの心理検査が必要)
- コンサータやビバンセの処方を希望している
- ASD(自閉スペクトラム症)との鑑別が必要
- 学習障害(LD)や知的障害の侵存が疑われる
「初回は対面で検査・診断を受け、その後の薬の調整はオンライン」という使い分けも可能です。
ADHDのオンライン診療の費用と保険適用
ADHDのオンライン診療は原則として健康保険が適用されるため、一般的には3割負担で受診が可能です。
保険診療の自己負担額(目安)
| 項目 | 費用の目安(3割負担) |
|---|---|
| 初診 | 2,000〜4,000円程度 |
| 再診 | 1,000〜4,000円程度 |
| 心理検査(実施した場合) | 別途加算あり |
| 診断書発行 | 数千円〜(自費) |
※上記はクリニックや診療内容により異なります。
※最新情報は各クリニックの公式サイトでご確認ください。
あくまでも目安になるため参考程度にしてください。
自立支援医療制度で自己負担を1割に
ADHDは自立支援医療制度の対象疾患のため、この制度を利用すれば1割負担で通院が可能になります。
ADHDは治療に長い時間を要することが多い疾患です。
そのため「通院のあいだの費用負担が心配…」と感じている人も多いことでしょう。
そんな経済的負担を抑える制度が、自立支援医療制度です。
自立支援医療制度は指定医療機関での診断が必要になります。
ADHDのオンライン診療を検討する際は、自立支援医療の指定医療機関であるかどうかもチェックするようにしましょう。
渋谷駅前診療内科ハロクリニックは自立支援医療の指定医療機関になります。
ADHDのオンライン診療・受診の流れ
ここではADHDのオンライン診療方法と受診までの流れを紹介します。
LINE通話などを利用したことがある人であれば簡単にできる操作で、オンライン診療の予約・受診が可能なので選択肢のひとつにいれてみてくださいね。
- オンライン診療受診の一般的流れ
- Step1 予約
クリニックの予約システム(Webサイト・LINE・電話など)からオンライン診療を予約します。
※当日予約対応可のクリニックもあり。
※ハロクリニックでは、LINEから最短1分で診療予約が可能。
⇩
Step2 事前問診
症状・既往歴・困りごと・幼少期の特性などをWeb上で入力。
ADHDの問診では「子どもの頃の様子」を聞かれることが多いため、事前に振り返っておくとスムーズですよ。
⇩
Step3 ビデオ通話で診察
予約時間になったら、スマートフォンやPCで医師とビデオ通話。
診察時間は15〜30分程度です。
現在の困りごとや生活上の支障について、医師に伝えましょう。
⇩
Step4 処方・会計
必要に応じて薬が処方されます。
処方箋が薬局にFAXされるか、薬が自宅に配送されます。
会計はクレジットカード等で決済するのが一般的です。
⇩
Step5 薬の受け取り
処方された薬は、最寄りの薬局で受け取るか、自宅への配送か選ぶことができます。
クリニックによっては最短翌日に届く場合もあるので確認してみてください。
ADHDのオンライン診療クリニックの選び方
ADHDのオンライン診療を受ける際のクリニックの選び方にはいくつかポイントがあります。
▶▶選び方のポイント!
- 保険診療に対応しているか
- 非中枢刺激薬の処方経験があるか
- 対面診療への切り替えも可能か
- 自立支援医療の指定医療機関か
- 予約は取りやすいか
それぞれについて詳しく紹介していきます。
保険診療に対応しているか
保険診療に対応しているクリニックかどうか確認をしましょう。
なぜなら自由診療の場合、ADHDの検査は高額で、数万円かかることもあるからです。
保険適用であれば一般的に3割負担で診療を受けられるので、経済的不安も軽減できます。
非中枢刺激薬の処方経験があるか
非中枢刺激薬の処方経験があるかどうかもクリニックの選びの注目ポイントです。
そもそもADHDの治療ではストラテラやインチュニブの処方が中心になります。
そのため精神科専門医が在籍しており、ADHD治療の経験が豊富であることが今後通院するためにも重要な点になります。
対面診療への切り替えができるか
オンライン診療だけでなく、対面診療にも対応しているクリニックを選ぶと安心です。
基本的にADHDの治療には長い時間がかかります。
その間にコンサータが必要になったり、もしくは心理検査も受けたいと思った場合に、オンライン診療では対応ができません。
そのためオンライン・対面どちらも対応しているクリニックを選んでおくことで、診療方法や自分の体調に合わせて切り替えることができます。
自立支援医療の指定医療機関か
自立支援医療の指定医療機関であるかどうかもあらかじめ確認しておきましょう。
前述した通りADHDの治療は長期にわたります。
長期の治療で不安なのが経済的負担です。
自立支援医療の指定医療機関であれば、医師の判断のもと制度を受けることができるので1割負担で通院が可能になり、経済的負担もぐっと抑えることができますよ。
予約の取りやすさ
予約の取りやすさもクリニックを選ぶ時の重要ポイント!
予約が取りづらかったり、電話受付のみ・当日予約不可だったりすると、それだけで診察や通院が億劫に感じてしまいますよね。
また「今日体調が悪いから今日聞いてほしい」なんて場合もあると思います。
だからこそ当日予約も可能かつLINE等使い慣れた方法で予約ができるクリニックを選ぶのがおすすめです。
渋谷駅前心療内科ハロクリニックのADHDオンライン診療

選ぶポイントがいっぱいあって…。おすすめのクリニックってないの?
あります!!それが渋谷駅前心療内科ハロクリニックです。
渋谷駅前心療内科ハロクリニックは「保険適用」「自立支援指定医療機関」「当日予約もLINEで可」「対面との併用も可能」とすべてに対応しています。
▶▶LINE最短1分予約・当日予約OK
渋谷駅前心療内科ハロクリニックなら最短1分でLINEから予約が可能です。
もちろん当日予約にも対応しているので、「思い立った今日、相談したい」と思っても安心です。
▶▶保険適用
渋谷駅前心療内科ハロクリニックは保険対応しているので、安心して通院することができます。
▶▶自立支援指定医療機関
保険適用といっても、ADHDでなかなか思うように仕事が出来なくて経済的負担が心配な人もいることでしょう。
渋谷駅前心療内科は自立支援指定医療機関なので、経済的負担最小限に抑えることも可能です。
▶▶LINE最短最短1分・当日予約もOK
渋谷駅前心療内科ハロクリニックはLINEで予約ができて、最短1分で完了です。
また当日予約もできるので、「思い立った今日診療してもらいたい!」なんてことも可能♪
▶▶対面・オンラインの併用可能
渋谷駅前心療内科ハロクリニックではオンライン診療だけでなく、対面診療の併用もすることができます。
薬の処方や診療内容によって対面診療のほうが望ましい場合があるので、自分の状況や体調に合わせて選べるのは嬉しいですよね。
公式サイト
クリニックの基本情報
| クリニック名 | 渋谷駅前心療内科ハロクリニック |
|---|---|
| アクセス情報 | 渋谷駅から徒歩30秒 |
| 住所 | 東京都渋谷区渋谷三丁目7番1号 高山ランド第12ビル 3階 |
| 地図 | |
| 予約システム | LINE |
| 診療内容 | うつ病、適応障害、睡眠障害、不安障害、双極性障害、強迫性障害、ADHD、統合失調症、摂食障害 |
| 診療時間 | (平日)10:00~14:00/15:00~19:00 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 休診日 | 土日祝祭日 | ||||||
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
| 10:00~14:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | − | − |
| 15:00~19:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | − | − |
| 駅近 | ○ |
|---|---|
| 夜間対応 | ○ ~19:00 |
| オンライン診療 | ○ |
| 女性医師 | ○ |
ADHDのオンライン診療でよくある質問
コンサータはオンライン診療で処方してもらえる?
いいえ、コンサータ(メチルフェニデート)は登録医による対面処方が必須のため、オンライン診療では処方ができません。
ADHDの検査はオンラインで受けられる?
問診によるスクリーニング検査はオンライン診療でも可能です。
ただしWAIS-IV(知能検査)やCAARSなどの詳細な心理検査は対面での実施が必要です。
ADHDの診断書はオンラインで発行できる?
はい、医師の判断のもとオンライン診療でも診断書の発行が可能です。
また職場への合理的配慮を求める際の意見書などの対応もできます。
大人のADHDもオンラインで診てもらえる?
もちろん大人のADHDもオンライン診療の対象です。
近年では成人期にはじめてADHDと診断される方も増えています。
「子供の頃から忘れ物が多い」「仕事でケアレスミスが多い」「締め切りを守れない」といった困りごとがある場合、ぜひ相談してみてください。
まとめ|ADHDかも?と思ったら、まずオンラインで相談を
- ADHDの診療は問診が中心のため、オンラインとの相性が良い
- ストラテラ・インチュニブはオンラインで処方可能(コンサータは対面が必須)
- オンライン診療でも保険適用可能で初診2,000〜4,000円、再診1,000〜4,000円が目安
- 自立支援医療制度を使えば自己負担1割に軽減も可能
- 精密な心理検査が必要な場合は対面が推奨される
ADHDのオンライン診療は問診中心の診断と相性が良いだけででなく、継続通院の負担軽減にもつながります。
とはいえ、診療方法や薬の処方内容によってはオンラインではできないものもあるためおすすめはオンライン・対面、両方が可能なクリニックです。
渋谷駅前診療内科ハロクリニックではオンライン・対面両方に対応しており、予約も簡単でLINEから最短1分・当日予約も可能。
「ADHDかもしれない」「薬の継続処方で少しでも楽に生活したい」と考えている場合は、ぜひお気軽にご相談ください。



