精神科・心療内科 渋谷区恵比寿の心療内科・精神科|ハロスキンクリニック恵比寿院 精神科・心療内科 コラム

その眠気は貧血のせい?

貧血は、体内の酸素運搬能力が低下することで多くの身体的な不調を引き起こします。主に、疲労感や息切れ、顔色の悪さ、心拍数の増加、めまい、そして頭痛などが報告されています。貧血による身体的な症状は、日常生活や睡眠に大きな影響を及ぼします。

貧血が引き起こす症状と影響

貧血の最も一般的な症状のひとつが、疲労感です。酸素が体内の組織や筋肉に十分に届かないため、通常よりも早く疲れてしまいます。

激しい運動をしていないのに、軽い活動や安静時にも、息切れを感じることがあります。これは、身体が必要とする酸素を得るために、呼吸を増やそうとするためです。

また、貧血により肌や唇、爪床の色が蒼白になることがあります。これは血液中の赤血球が減少するため、皮膚の下の血流が少なくなるためです。

貧血が起こると、身体が酸素を効率的に運ぶために心拍数が増加します。これにより、心臓に過剰な負担がかかることがあります。

貧血による酸素不足で、めまいや頭痛が起こり、立ち眩みなどで、顕著に感じられることがあります。血流が悪くなると、顔色だけではなく、特に手足が冷たく感じられます。

貧血が引き起こす眠気と不眠の症状

貧血は、睡眠の質とパターンにさまざまな影響を与えることが知られています。鉄やビタミンB12、葉酸などの欠乏は、身体的な症状だけでなく、睡眠に関連する問題も引き起こす可能性があります。貧血が睡眠に与える影響のいくつかあるので紹介します。

貧血が引き起こす眠気

昼間の過度の疲労感

貧血は体内の酸素運搬能力を低下させるため、筋肉や他の組織が必要とするエネルギーが不足します。これが原因で、日中に過度の疲労感や眠気が生じ、通常の活動でも疲れやすくなります。

集中力の低下

酸素供給が不足すると脳の機能にも影響が出るため、集中力の低下や作業効率の悪化が引き起こされます。これにより、日中の眠気がさらに強まることがあります。

貧血が引き起こす不眠症状

レストレスレッグ症候群(RLS)

貧血、特に鉄欠乏性貧血は、レストレスレッグ症候群のリスクを高めることが知られています。これは、就寝時に脚に不快感や動かす必要を感じる症状で、これが睡眠を妨げる原因となります。

睡眠の質の低下

貧血患者は睡眠中に深い睡眠に入りにくいことがあります。酸素不足は脳のリラックス状態を妨げ、軽い睡眠状態が長く続くことがあります。

夜間の目覚め

心拍数の増加や呼吸の問題など、貧血に伴う身体的な症状が夜間に悪化することがあります。これにより、睡眠が中断され、十分な休息を取ることができなくなります。

自分で出来る、貧血による眠気の改善方法

自分でできる貧血対策として、日常生活での食事の改善、適度な運動、十分な休息を確保することが大切です。

鉄分、ビタミンC、ビタミンB12、葉酸を豊富に含む食事を摂る

鉄分が豊富な食品:赤身の肉、鶏肉、魚、豆類、レンズ豆、ほうれん草や緑葉野菜など。

ビタミンCが豊富な食品:オレンジ、ストロベリー、キウイ、トマト、ブロッコリーなど。

ビタミンB12が豊富な食品:肉類、魚類、乳製品、卵など。

葉酸が豊富な食品:緑葉野菜、豆類、全粒穀物、ナッツなど。

これらは、特に”悪性貧血”や”葉酸欠乏性貧血”の予防に役立ちます。

コーヒーや紅茶の摂取を控える

コーヒーや紅茶に含まれるタンニンは、鉄の吸収を阻害する可能性があります。特に、食事の時間帯にこれらの飲み物の摂取は避けましょう。

適度な運動

軽い運動は、全身の血流を良くし、鉄の効率的な利用につながります。ただし、過度の運動は逆に鉄欠乏を悪化させることもあるので注意が必要です。

定期的な健康チェック

身体の変化に注意を払い、定期的に健康診断やかかりつけの医師に相談し、必要に応じて血液検査を行うことで、貧血の状態を把握しやすくなります。

十分な休息

良質な睡眠は、全身の健康を維持し、免疫系を強化するのに役立ちます。規則正しい睡眠パターンを確立し、毎晩十分な睡眠を取るように心がけましょう。

生活習慣の見直しで眠気や不眠症状を

日中の眠気は、貧血によるものであれば、鉄分やビタミンの適切な摂取、良質な睡眠、適度な運動、そして効果的なストレス管理によって大きく改善することが可能です。

これらの対策を実行することで、身体の全体的なエネルギーレベルが向上し、日常生活の質が改善されるでしょう。症状が続いている場合や改善が見られない場合は、専門の医療機関での診断と治療を受けることが大切です。自己管理と適切な医療サポートを通じて、健康な毎日を取り戻しましょう。


 

よくある質問

Q.貧血が引き起こす主な症状は何ですか?

貧血が引き起こす主な症状には、疲労感、息切れ、顔色の悪さ、心拍数の増加、めまい、頭痛などがあります。これらは酸素運搬能力の低下によるものです。

Q.貧血が睡眠に与える影響にはどのようなものがありますか?

貧血が睡眠に与える影響には、昼間の過度の疲労感や眠気、集中力の低下、レストレスレッグ症候群、睡眠の質の低下、夜間の目覚めなどがあります。

Q.貧血による眠気を改善するためにできることは何ですか?

貧血による眠気を改善するためには、鉄分やビタミンを含む食事の摂取、コーヒーや紅茶の摂取を控える、適度な運動、定期的な健康チェック、十分な休息を取ることが重要です。


 


渋谷区恵比寿の心療内科・精神科
ハロスキンクリニックの紹介

体や心に変わったことを感じた際は、遠慮なくご相談ください。

LINE登録24時間予約受付こちら

※当院は児童精神科医が在籍していないため、予約は16歳以上の患者様に限らせていただきます。ご了承ください。

【提携院】大阪府心斎橋の心療内科・精神科
おおかみこころのクリニック心斎橋院(メディカルアルファクリニック)のご紹介

体や心に変わったことを感じた際は、遠慮なくご相談ください。

LINE登録24時間予約受付こちら

※児童精神科医が在籍していないため、予約は16歳以上の患者様に限らせていただきます。ご了承ください。

監修医師

草薙威史 先生

草薙威史 先生

経歴
  • 山形大学医学部 卒
  • 二本松会山形病院
  • 飯沼病院
  • 星ヶ丘病院
  • さとうメンタルクリニック
  • 新宿溝口クリニック
  • ナチュラルアートクリニック
  • 新宿廣瀬OPクリニック
  • ひめのともみクリニック
  • 三田こころの健康クリニック新宿
  • 医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック 理事長
LINE登録今すぐLINEで診察予約