精神科・心療内科 渋谷区恵比寿の心療内科・精神科|ハロスキンクリニック恵比寿院 精神科・心療内科 コラム

心療内科訪問のサイン。初診の流れと早期治療のプラス面

ハロスキンクリニックなら全国どこでも保険のオンライン診療対応

※大変恐縮ながら来院の患者様優先になりますので、予約が重なった場合は、別枠のご案内となります。 LINE友だち追加の上、こちらの予約枠からご連絡ください。

LINE登録 LINE友だち
               

心療内科の訪問は、自己の全体性を見つめ、心と体の両面からのアプローチを含む治療を目指します。このアプローチでは、ただの症状の治療に留まらず、患者さん一人一人の心理的な側面にも寄り添うことが重要視されます。近年、精神疾患やメンタルヘルスの問題が社会的にも増加傾向にありますが、それに伴い、心身の不調を抱えながらも受診を躊躇う方がいるのも事実です。ここでは、心療内科を選択するタイミング、初めての診察がどのように進むか、そして早期に治療を受けることの利点について説明します。

心療内科で対応する主要なメンタルヘルスの問題

心療内科では、さまざまな精神的健康の問題に対応しています。これには、内面的な要因や外部からのストレスが原因となるうつ状態、不安感、睡眠障害などが含まれます。特に、以下の疾患に焦点を当てています。

  • うつ病: うつ病は、個人の基盤となる性質や多様なストレスが原因で脳が過負荷になり、気力の低下、不安感、憂鬱、睡眠の問題など多岐にわたる症状が現れる状態です。
  • 不安障害: このカテゴリーにはパニック障害や恐怖症、PTSDなどがあり、特定のトリガーにより極度のパニック反応が引き起こされることがあります。
  • 自律神経失調症: ストレスが原因で自律神経系のバランスが崩れ、頭痛や動悸、情緒の不安定さなど身体的な症状が出現します。
  • 総合失調症: 幻聴や妄想といった症状が現れ、適切な介入がない場合には、症状が長期化し、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。

これら以外にも、解離性障害、発達障害、認知症など、多様なメンタルヘルスの問題に対応しています。これらの症状や疾患は、個人の精神的な健康に重大な影響を及ぼし得るため、適切な治療とサポートが必要です。

心療内科に行くべき人とは?主な症状チェック

心の病に対する理解が深まる現代において、いつ心療内科を受診すべきか迷うことがあるかもしれません。自分自身や周囲の人が危険にさらされる可能性のある症状、例えば自傷行為や他人への暴力行為、精神的な高揚や栄養失調などが見られる場合は、迅速な医療行動が必要です。これらは即座に救急外来を受診するか、緊急入院が求められる状況です。

心の不調は多様で、誰もが時には落ち込んだり元気がなくなることはありますが、これらが2週間以上続く場合、心療内科の受診を考えるべきです。このような状態には、日常の活動への意欲低下、趣味やレジャーへの関心喪失、過度な緊張や不安、自信の喪失や集中力の低下などが含まれます。また、食事に関連する症状や睡眠障害、身体的な症状も見逃せません。食欲不振や体重の急激な変化、不眠や過眠、疲労感や動悸、息切れ、頭痛などが継続する場合も、心療内科を受診することが推奨されます。

特に、心の不調を訴えても「病気ではない」と言われることがあるものの、これは症状が病気として定義されるかどうかが明確でない場合や、医師が病名をつけるのに慎重であるためかもしれません。精神疾患の診断は、しばしば複雑であり、経過観察や追加的な評価が必要な場合があります。また、うつ病などの精神疾患は、特定の基準に基づいて診断され、短期間の気分の変化ではなく、より長期にわたる症状の持続が必要です​​​​​​。

一度「異常なし」と診断されても、症状が持続する場合は、再評価を求めるか、別の専門家の意見を聞くことが重要です。自己の健康状態については自分自身が最もよく知っているため、不安や疑問がある場合は、セカンドオピニオンを求めることも一つの選択肢です​​。

うつの初期症状について

うつ病の初期段階では、心と身体の双方に影響が現れることが一般的です。これにより、日常生活に苦痛を感じつつも、何とか過ごすことが可能な状態になりがちです。ただし、「少し気分が沈んでいるだけ」と自己判断してしまいがちですが、食欲不振や睡眠障害が見られる場合は、早期に医療機関を訪れることを推奨します。

心療内科での初めての診察における対話内容

初めて心療内科を受診する際は、どのような質問がされるのか、また何を話せば良いのか不安に思うかもしれません。初診では、主に問診が行われ、30分から40分程度患者様の状態について詳しくお話を伺います。これは、正確な診断のため、また医師と患者様との信頼関係構築のために重要な時間です。上手に話せなくても、また初診時に全てを話せなくても問題ありません。医師は患者様の状態を理解し、適切なサポートを提供するために診察に臨んでいます。

心療内科で「病気ではない」と言われたら

心療内科や精神科で「病気ではない」と診断されることがありますが、これは一時的な「うつ状態」と判断された場合が多いです。うつ状態は、気分が落ち込む時期を指し、必ずしもうつ病を意味するわけではありません。しかし、不安や気分の落ち込みが2週間以上続く場合は、うつ病の可能性が高まります。うつ病と診断されるには、特定の基準が必要であり、時には初診で「異常なし」と言われても、症状の変化に応じて診断が変わることもあります。もし、自身の症状について引き続き不安がある場合は、再度医師と相談するか、別の医療機関で意見を求めることが重要です​​​​​​。

心療内科初診の料金の目安

心療内科での初診料は保険適応前で約2,820円とされており、3割負担の場合は約846円になります。これは一般的なクリニックや病院での料金であり、初診時にかかる費用です。同じ病院でも、自己都合で通院が途切れた後の再受診や、完治後に再度受診するときも初診料が必要です​​。

再診の場合、1回ごとに再診料がかかり、一般的なクリニックや病院では72点とされています。これは保険適応前で720円、3割負担で約216円になります​​。

また、心療内科では心理検査を行う場合もあり、これらの検査は約80点で、保険適応前で800円、3割負担で約240円になります。具体的な例としては、うつ病の重症度を補助的に判断する心理検査「CES-D」や不安の重症度を補助的に判断する心理検査「STAI」などがあります​​。

心療内科で処方されるお薬の費用も考慮する必要があります。お薬の値段は処方されるお薬によって異なり、新薬ほど高く、古いお薬ほど安い傾向にあります。例えば、抗うつ剤「レクサプロ10mg」は1錠あたり約212.0円、抗不安薬「ワイパックス0.5mg」は1錠あたり約6.1円となっています​​。

これらの情報から、心療内科の初診時にかかる料金は、初診料、心理検査、お薬代などを含めて総合的に考える必要があります。また、患者さんの状態や必要な治療に応じて追加の検査や治療が必要になる場合もあるため、実際の費用は受診する医療機関や治療内容によって異なります。重症度に応じて通院の頻度が週2~3回から2週に1回までと変動し、多くの場合は週1回から治療が始まります。心の健康を取り戻すためには、焦らず時間をかけて治療に取り組むことが重要です。

早期発見、治療が大切!心療内科の受診はハロスキンクリニックへ

日本における心の健康への意識は高まっており、心療内科や精神科への受診者も年々増加しています。心の疾患に対する理解が深まりつつある今日ですが、依然として受診をためらう方も少なくありません。「自分は心が弱いからかもしれない」と自己判断し、治療を受けることへの恐怖や、社会的な偏見への不安が障壁となっているのです。

しかし、心の不調は誰にでも起こり得るものであり、早期に適切な診断と治療を受けることが重要です。症状が進行すると、本人さえも自分の状態を正確に把握できなくなり、治療の難易度が高まる恐れがあります。

心療内科では、様々な心身の症状に対応していますが、時に「病気ではない」と診断されることもあります。これは必ずしもネガティブな意味ではなく、体系的な疾患が見当たらない場合の一時的な判断であることが多いです。このような場合でも、専門家としてのフォローアップや、適切なアドバイスが提供されるべきです。

心療内科で「病気ではない」と言われた場合でも、自身の不調を感じているなら、それを軽視せず、必要に応じてセカンドオピニオンを求めることが大切です。自分の体や心の変化を正確に捉え、専門家の助言を基に適切な対応をすることで、健康な日常を取り戻す第一歩となります​​​​​​。


 

よくある質問

Q.どのような症状があると心療内科を受診すべきですか?

うつ病、不安感、睡眠障害、食欲不振、過度な疲労感、動悸、息切れなどが2週間以上続く場合、心療内科の受診を検討してください。これらは心身の不調を示すサインです。

Q.心療内科の初診ではどのようなことが行われますか?

心療内科の初診では、主に問診が行われ、30分から40分程度かけて患者の状態を詳しく話し合います。これにより、正確な診断と治療計画を立てるための重要な情報が収集されます。

Q.心療内科の初診料はいくらかかりますか?

心療内科の初診料は、保険適用前で約2,820円、3割負担の場合は約846円です。その他に心理検査や処方薬の費用が加わることもあります。


 


渋谷区恵比寿の心療内科・精神科
ハロスキンクリニックの紹介

体や心に変わったことを感じた際は、遠慮なくご相談ください。

LINE登録24時間予約受付こちら

※当院は児童精神科医が在籍していないため、予約は16歳以上の患者様に限らせていただきます。ご了承ください。

【提携院】大阪府心斎橋の心療内科・精神科
おおかみこころのクリニック心斎橋院(メディカルアルファクリニック)のご紹介

体や心に変わったことを感じた際は、遠慮なくご相談ください。

LINE登録24時間予約受付こちら

※児童精神科医が在籍していないため、予約は16歳以上の患者様に限らせていただきます。ご了承ください。

監修医師

草薙威史 先生

草薙威史 先生

経歴
  • 山形大学医学部 卒
  • 二本松会山形病院
  • 飯沼病院
  • 星ヶ丘病院
  • さとうメンタルクリニック
  • 新宿溝口クリニック
  • ナチュラルアートクリニック
  • 新宿廣瀬OPクリニック
  • ひめのともみクリニック
  • 三田こころの健康クリニック新宿
  • 医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック 理事長
LINE登録今すぐLINEで診察予約