精神科・心療内科 渋谷区恵比寿の心療内科・精神科|ハロスキンクリニック恵比寿院 精神科・心療内科 コラム

なぜ眠れないの?睡眠障害?診療内科で見てもらえる?

睡眠障害とは?

睡眠障害には多種多様な形があり、人々が夜に十分な睡眠を取れない状態を指します。これには、入眠困難、中途で目が覚める、早朝に目覚めてしまうなど、様々な症状が含まれます。こうした問題は、心療内科や精神科での相談が推奨されます​ 。

睡眠障害の一般的な原因

睡眠障害の背後には、ストレスや生活習慣の乱れ、身体的な健康問題など、さまざまな原因があります。具体的には、心療内科や精神科がこれらの問題に対応し、治療を提供します。不眠症だけでなく、過眠症や概日リズム睡眠障害なども、専門医の診断と治療を必要とします​ 。

治療方法

睡眠障害の治療には、薬物療法と非薬物療法の二つのアプローチがあります。薬物療法では、睡眠の質を改善するために、メラトニン受容体作動薬やGABA受容体作動薬などが用いられます。一方、非薬物療法では、睡眠衛生の指導や認知行動療法が推奨され、患者の生活習慣の見直しや、睡眠に対する認識を変えることが目指されます​ ​。

睡眠障害が引き起こすさまざまな症状

睡眠障害には、不眠をはじめ、睡眠中に生じる呼吸や運動の問題、異常な睡眠のリズムなど、幅広い症状があります。これらの症状は、日常生活において大きな支障をきたすことがあり、早期の対処が求められます。

  • 睡眠関連運動障害:睡眠中に不随意運動が起きる症状で、むずむず脚症候群や周期性四肢運動障害などがあります。これらは睡眠の質を大きく低下させる要因になります​ ​。
  • 睡眠関連呼吸障害:睡眠時無呼吸症候群が代表的で、夜間にいびきが大きくなったり、呼吸が止まったりすることで、日中の強い眠気や集中力の低下を引き起こします​ ​。
  • 不眠症:入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒などがあり、夜になかなか眠れない、途中で目が覚めてしまう、早朝に目が覚めて二度寝できないなどの症状が挙げられます​。
  • 睡眠時随伴症:睡眠中に異常行動を示す症状で、睡眠中の歩行や夜驚症、レム睡眠行動障害などがあります​ ​。
  • 概日リズム睡眠障害:生体リズムが乱れ、睡眠と覚醒の周期が正常なリズムを保てなくなる症状。夜勤や時差ぼけなどが原因で起こりやすいです​。
  • 過眠症:十分な睡眠にも関わらず、日中に強い眠気に襲われる状態。ナルコレプシーや特発性過眠症などがこれに該当します。

心療内科における睡眠障害の診察と検査の必要性

心療内科での睡眠障害の診察は、患者さんの生活習慣、精神状態、身体的健康を総合的に評価することから始まります。医師は、症状の種類、発生の時期、持続時間、および生活への影響など、詳細な問診を行います。この過程で、症状が心理的なストレスに関連している場合や、他の精神疾患が原因である可能性も考慮に入れます​ 。

睡眠障害の診断には、患者さんの自己報告に基づく問診の他、必要に応じて終夜ポリソムノグラフィー(PSG)などの客観的検査が行われることがあります。PSG検査は、睡眠中の脳波、筋肉の活動、心拍数、呼吸などを一晩通じて記録し、睡眠の質や構造、睡眠中の問題を詳細に評価するために用いられます。

心療内科では、睡眠障害を引き起こしている根本的な原因に焦点を当て、それに応じた治療を提案します。この治療は、薬物療法だけでなく、ストレス管理のためのカウンセリングや、睡眠衛生の改善に向けた生活習慣の指導など、非薬物療法を含むことが多いです​。

特定の睡眠障害、例えば概日リズム睡眠障害や過眠症、睡眠時無呼吸症候群、睡眠時随伴症などは、それぞれ異なる診療科の専門知識を要する場合があります。適切な診療科への受診は、問診時の医師の指示に従うことが重要です。

心療内科での診察と検査は、睡眠障害に対する包括的なアプローチを提供することで、患者さんが健康的な睡眠パターンを取り戻し、日常生活の質を向上させる手助けをします。

心療内科での睡眠障害治療のアプローチ

心療内科では、睡眠障害の治療において、その原因とタイプを明確に特定することを最優先とします。診断後、主に薬物療法を中心に治療が行われ、睡眠薬の他に抗不安薬や抗てんかん薬が用いられることもあります。治療の過程で、患者さん自身が自律訓練法などのセルフトレーニングを通じて、睡眠に対する不安や恐怖を軽減できるようサポートします。これは、薬剤の依存性や耐性を考慮し、徐々に薬量を減らしていくことを目的としています​。

特に、睡眠時無呼吸症候群のような特定の睡眠障害に対しては、症状や重症度に応じた治療法が適用されます。例えば、重症度が高い場合には持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)や口腔内装置を用いることがあります。また、アルコールや睡眠薬の摂取は症状を悪化させるため、これらの避け方も指導の一環として重要です​ 。

非薬物療法では、睡眠環境の改善やライフスタイルの調整が強調されます。睡眠前の刺激を避ける、寝具や寝室の環境を見直す、規則正しい食事や適度な運動の習慣を作るなど、患者さん自身が日常生活の中で改善できる点に焦点を当てます。これらの実践は、睡眠薬に頼らずに睡眠の質を向上させることを目指します​。

治療選択にあたっては、患者の具体的な状況に応じて、最も適した睡眠薬が選ばれます。薬物治療の過程では、ベンゾジアゼピン系睡眠薬や非ベンゾジアゼピン系睡眠薬、メラトニン受容体作動薬など、多岐にわたる薬剤が適用される可能性があります。これらの薬剤は、脳の活動を抑制して睡眠を促す効果が期待されますが、患者さんの状態や反応によって最適な選択が異なるため、専門医の指導のもとで使用されます​​。

睡眠障害治療後の生活で心掛けるべきこと

睡眠障害の治療後、日常生活における小さな変更が大きな差を生むことがあります。特に、夜間の光への露出は脳に刺激を与え、睡眠リズムを乱す原因となるため、寝室の環境を見直すことが推奨されます。スマートフォンやテレビ、パソコンなどの画面から発せられるブルーライトは、特に避けるべきです。これらのデバイスの使用は、寝る30分前には中止し、睡眠の質を高めるための準備に努めましょう​ ​。

また、睡眠薬の効果を最大限に引き出すためには、服用タイミングも重要です。推奨されるのは、就寝前20〜30分とされており、この時間帯に服用することで、効果的に眠りにつけるようになります。服用後は、刺激的な活動は避け、リラックスを促す行動に切り替えることが望ましいです​ ​。

睡眠薬を含む治療は、あくまで睡眠障害の症状を和らげるための一時的な手段であることを念頭に置き、カフェインやニコチン、アルコールなどの刺激物の摂取を控えるなど、健康的な生活リズムを心掛けることが不可欠です。このような生活習慣の見直しは、睡眠障害の根本的な解決に繋がり、長期的な健康の基盤を築くことに役立ちます。

まとめ

睡眠障害の治療と生活に関する留意点を中心に、様々な情報が提供されました。心療内科での治療アプローチは、原因とタイプの特定から始まり、薬物療法と非薬物療法の両方が検討されることが明らかになりました。特に、スマートフォンやパソコンなどのブルーライトの影響を避け、睡眠薬の適切な使用タイミングが強調されました。さらに、睡眠時無呼吸症候群やレストレスレッグス症候群など、特定の睡眠障害に対する治療法も紹介され、健康的な生活リズムの重要性が指摘されています​。

睡眠障害に対する理解を深め、効果的な治療と生活の改善策を実施することで、より良い睡眠と健康を目指すことが可能です。



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監修医師

草薙威史 先生

草薙威史 先生

経歴
  • 山形大学医学部 卒
  • 二本松会山形病院
  • 飯沼病院
  • 星ヶ丘病院
  • さとうメンタルクリニック
  • 新宿溝口クリニック
  • ナチュラルアートクリニック
  • 新宿廣瀬OPクリニック
  • ひめのともみクリニック
  • 三田こころの健康クリニック新宿
  • 医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック 理事長
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